9VA-pi(きゅうべえ)は、 Raspberry Pi用アニメGIF/EVA 作成フリーソフトです。

editor

ラズベリーパイの設定方法は「こちら」

  • 9VAe きゅうべえは、Raspberry Pi用アニメGIF/EVA 作成フリーソフトです。
  • 中間の絵を自動作成するキーフレーム補間機能があり、簡単にアニメーションを作ることができます。
  • 普通のアニメGIF作成ソフトは再生に必要なコマを1枚ずつ全部用意する必要があるので絵を描くのが苦手な人には大変でした
  • 9VA-pi は、9ページ単位でパーツを作り、それを組み合わせて動きが作れるので複雑なアニメでも簡単に作れます。
  • 例えば下のアニメは、2ページで歩くキャラクタを作成しそれを、7ページの絵にレイアウトして作っています。
remixpic2e
remixpic1e

6ページめの赤い線にそってキャラクタが大きさを変えながら動きます。

  • この9枚の絵から再生に必要な100枚近くの絵を9VAe きゅうべえが作ってくれます。
  • 何度でもやりなおして、パーツごとに動きを調整できるのも大きな利点です。
  • 自分で入力することもできますが、SVG (Scalable Vector Graphics)で保存されたきれいなベクトル素材を読み込むこともできます。

こんなアニメが作れるよ!

remix

このアニメの作り方を見る(YouTube 英語)

 音や音楽がはいったストーリーアニメも作れます。

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Real Object TV YouTubeで見る

ダウンロード

ダウンロード

  1. 上のリンクをクリック、ページ上のダウンロードボタンgdownをクリック。

    b1754eee 5604 5782 9ae5 bac575f14ea1

  2. 9vapxxxx.zipをラズベリーパイに保存、解凍し、9vaを実行。

動作環境

  • RaspberryPi(Raspbian-Wheezy/Jessie/PIXEL Linux)
  • 日本語、英語(フランス語、韓国語)

機能

  • アニメGIF / 連番画像(JPEG, PNG, BMP) 作成
  • キーフレーム補間(形、色、位置、サイズ、太さ、透明度)
  • 図形(線、円、四角、自由曲線、多角形)、文字、画像入力
  • ぶれ、ぼかしなどのベクトルエフェクト
  • SVG (Scalable Vector Graphics) 読み込み
  • SVG (SMIL アニメーション)書き出し

インストール

  1. もし、X-Windowが起動していなかった場合、キーボードで「startx」とタイプして、X-Windowを起動。
  2. ブラウザで、このページ  を開く。
  3. 上のモジュール「9vapiXXX .zip」をデスクトップなどに保存。
    (上のモジュール「9vapiXXX .zip」を右ボタンでクリックし、右ボタンメニューから「save as(名前をつけて保存)」をクリックし、デスクトップに保存。)
  4. 保存したモジュールを右ボタンでクリックし、右ボタンメニューから「Extract here(ここに展開)」をクリックし、展開する。
    →「9va」フォルダができる。
  5. できた「9va」をダブルクリックする。
  6. 「9va」フォルダの中の 9va-pi をダブルクリックし、「実行」ボタンをクリックするとプログラムが起動します。
  7. 「9va-pi」を1回起動すると、デスクトップアイコンとスタートメニュー「9va-pi」が作られます。
    →以後、9vaeのダブルクリックやスタートメニュー「9va-pi」から起動できます。

音楽の再生

音楽(MP3)の再生には、「mpg321」が必要です。

ターミナルで、以下のコマンドを入力し、mpg321を入手してください。

  1. ターミナル(LxTerminal)アイコンをダブルクリック

sudo apt-get install mpg321

動画に変換すれば、YouTubeに作品掲載できるよ!

  1. 「ファイル(File)」メニューの「連番出力(Sequential Images Export)」をクリック。
  2. 出力先のフォルダとファイル名を指定し、「保存」をクリック。
    出力先は、ターミナルから指定しやすい場所にします。
    --> 設定画面が表示されます。
  3. 動画のサイズ、秒間のコマ数、再生時間を設定し、「OK」をクリック。
    --> 連番出力が始まります
  4. 動画への変換はターミナルから avconv を実行します。
    ターミナル(LxTerminal)アイコンをダブルクリック
  5. 連番ファイルを保存したフォルダに移動します。
    cd 保存先のパス

    avconv -f image2 -i "aaa%05d.jpg" -r 10 output.mov
    -f image2 :入力ファイルの形式が連番ファイルという意味です。(参考 avconv -formats)
    -i "aaa%05d.jpg" :入力するファイル名です。作成した連番ファイルの名前に合わせてください。
    数字の部分を「%05d 」のように書きます。これは0から始まる5桁の10進数の意味です。 (aaa00000, aaa00001...)
    -r 10 :秒間10コマという意味で、出力したときのコマ数の設定に合わせます。
    output.mov :変換後の動画ファイル名です。

    --> 連番ファイルから動画(output.mov)が作成されます。
    これを、YouTube にアップロードします。
    動画 (output.mov)ができたら、連番ファイルは削除してもかまいません。

    ※ avconvが見つからないエラー(avconv : command not found.)
    が出た場合は、次のコマンドを入力し、ffmpegをインストールしてください。

    sudo apt-get install ffmpeg

    ※ 作成した動画(output.mov)は、omxplayerで再生できます。

    omxplayer output.mov

  6. ブラウザで 「動画のアップロード - YouTube 」を開きます。

    動画のアップロード-YouTube

    ※ アップロードするには、YouTubeアカウントの登録が必要です(無料)。
  7. アップロード用画面が開いたら、アップロードボタンの上に、動画ファイルをドラッグしてください。
  8. しばらく待つと作品が掲載されます。作品名などは、YouTubeの画面で設定・変更できます。

参考になるドキュメント(日本語)

Openclipartの無料SVGをアニメにするテクニック

openclipartの無料イラストをアニメ化する6つの手順

イラストから動くLINEスタンプアニメを簡単に作る方法